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自動車分野

自動車の中で機能する「エバール」

ひとつは、燃料タンク。従来は金属製のものが主流でしたが、軽量化、防錆性、省スペース化などの理由でプラスチック化が進んでいます。

プラスチック製燃料タンクの素材として主に用いられるのは、高密度ポリエチレン(HDPE)です。しかし、HDPEのみでは気化したガソリンなどの燃料が分子レベルの穴からタンクの外へ漏れ、大気汚染の原因になってしまいます。そこで新たなバリア材として選ばれたのが、「エバール」です。優れたバリア性によって気化したガソリンが漏れるのをしっかりブロックし、この課題を克服。きれいな空気を守っています。

もうひとつは、燃料チューブ。揮発した燃料の漏出をさらに減らすには、車両全体で考える必要がありました。そこで燃料タンクだけでなく、給油口とタンクの間、タンクとエンジンの間などをつなぐ燃料移送用のチューブにも、「エバール」が使用されています。

ガソリンスタンドでも活躍

ガソリンスタンドの地下に埋設されている燃料移送用のパイプにも、「エバール」が使われています。"錆びない""耐震性に優れる""軽い"などの利点から、スチール管に代わる配管として注目されているプラスチック製のパイプ。ガスバリア性に優れた「エバール」を使用することで、ポリエチレンのみでできたパイプとは違い、燃料が外へ透過してしまうのをブロックし、土壌汚染を防ぎます。

「エバール」の効果

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